プレストブーケが出来るまで Vol.8

2008.01.28 Mon
それぞれの花材の彩色が終わったら、
いよいよブーケを再現していきます。
ここまでは地道な作業ばかりでしたが、
やっと、「お花を扱うデザイナー」らしい段階です。

記録した写真やスケッチをもとに、花材を配置。
その際、ブーケの形に応じた緑色の画用紙を用意し、
その上に花材を並べていきます。

緑の画用紙 花材の仮入れ

画用紙があることにより、
・アウトラインを取りやすい
・花材同士の間に隙間が出来ても、グリーンのように見える
・画用紙ごと花材を移動できるので、
 額画面に対しての位置取りに失敗がない
など、もろもろのメリットがあります。

そしてお花は立体感をだすために、高低差をつけたりグリーンを配したり。
生花のように生き生きとみえるよう、工夫します。

ここまで来たら、完成間近!
次は、花材を貼りあわせる作業へ進みます。


テーマ:押し花 | ジャンル:趣味・実用 |
カテゴリ:プレストブーケ | コメント(2) | トラックバック(0) | top↑ |

プレストブーケが出来るまで Vol.7

2008.01.26 Sat
花だけでなく、葉や実もすべて、記録をとった色見本を確認しながら彩色します。

ドラセナのグリーン部分は平筆で、
白い部分は面相筆という筆で細い線を描くように、
それぞれ塗り分けます。
色の境目が不自然にならぬよう、ナチュラルに仕上げるのがポイント。

彩色後のドラセナ

ヒペリカムはアクリル絵の具で彩色後、
実物らしいツヤをだす為に、工作用の水溶性ニスを重ねます。
ただしあまりテカテカにしてしまうと、作り物っぽくてNG。
ニスに水を加えて濃度を調整し、自然なツヤを与えます。

彩色後のヒペリカム



テーマ:押し花 | ジャンル:趣味・実用 |
カテゴリ:プレストブーケ | コメント(2) | トラックバック(0) | top↑ |

プレストブーケが出来るまで Vol.6

2008.01.22 Tue
花材が乾燥できましたら、彩色です。
押し花用のアクリル絵の具を用います。


まずは白いカラー。
部分的に、茶色くなってしまったものがありました。

押しあがったカラー

バラのように、花びらがたくさんあるお花は、
綺麗に押せた花びらだけを選んで使うことが出来ますが、
カラーの場合はそうはいきません。
そこで今回は、厚塗りを避けつつより白く仕上げるために、
まず下地の補正を行いました。
お化粧で、隠したい部分にコンシーラーを使うのと同じです。

全体は、やや黄色がかった押し上がり。
その地の色に近い薄い黄色で、茶色い部分のみ塗ったら・・・

下地を補正

それだけでも、だいぶ綺麗な印象になりました。


あとは、白絵の具を薄く塗り重ねて茎も塗り、
芯を覗かせれば、カラーが一輪完成です。

完成したカラー



テーマ:押し花 | ジャンル:趣味・実用 |
カテゴリ:プレストブーケ | コメント(1) | トラックバック(0) | top↑ |

プレストブーケが出来るまで Vol.5

2008.01.10 Thu
電気押し花器を使用したカラーは2日程で、
他の花材は3~5日程で、完全に水分が抜けました。

乾燥完了の花材


花嫁さまと共に、一日中ライトやフラッシュを浴びたお花は
少しお疲れ状態で、押し上がりに影響がでてしまうことも。
白いカラーが一部分茶色くなってしまいましたが、
これは、着色の技でカバーします!
その他のヒペリカムやドラセナは、色がキレイに残り
良い押し上がりとなりました。

ちなみに・・・
お花の水分を含んだ使用済みの乾燥シートは、
再生させて繰り返し使用します。
布団乾燥機+ダンボールの、手製の「乾燥ボックス」に
このように洗濯バサミで吊るして、一気に乾かします。
乾燥シートの乾燥中



テーマ:押し花 | ジャンル:趣味・実用 |
カテゴリ:プレストブーケ | コメント(0) | トラックバック(0) | top↑ |

プレストブーケが出来るまで(Vol.4)

2008.01.07 Mon
花材別の処理が出来ましたら、
押し花用の「乾燥シート」を用いて、いよいよプレスです。


乾燥シートに和紙を敷いてから、花材を並べます。
そして、乾燥シート→花材→乾燥シート→花材・・・
というように、交互に重ねていきます。

プレス(ドラセナ)

すべて重ね終わったら全体を防湿ビニールで包み、
30kg分の重しをします。(私は漬物石を乗せています)

30キロでプレス

花材の水分を含むと乾燥シートは吸湿力が衰えるので、
押し花が出来上がるまでの間、毎日差し替えます。


ほとんどの花材は上記の方法で押しますが、カラーは例外。
水分が抜けにくく熱を加える必要があるので、
専用の「電気押し花器」に並べて入れます。

プレス(カラー)

熱があたり過ぎないよう、数時間~半日毎に状態をチェック。
花材の水分で電気押し花器の内部が結露する事があるので、
こまめに拭き取ったりと、手を掛けます。
結露の吸湿のために、乾燥シートを入れておくのも有効です。


数回にわたって書きましたが、これでやっと第一段階の終了。
ブーケをお預かりしたら、お花が痛まないよう、
手早くここまでの作業を行います。


テーマ:押し花 | ジャンル:趣味・実用 |
カテゴリ:プレストブーケ | コメント(0) | トラックバック(0) | top↑ |